パラリンピックの原点 イギリス

 いよいよロンドンオリンピックの開催まで10日を切りました。なでしこジャパン・男子体操・女子レスリング ・男子女子柔道・ハンマー投げ・男子水泳と日本に絶対メダル取って帰って来てほしいですね。ロンドン五輪といえば、ユニークなキャラクター(好き嫌いはさておき)のマスコットが有名ですが、彼らの由来が実は本当に素晴らしい。某TV局の特集から抜粋です。(^_^;)

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今回は水色のキャラクターくんのことを紹介します。名前はマンデビル。

それは70年前のある村の病院での出来事に由来します。

 当時は第二次世界大戦の影響で、イギリスでも多くの傷痍軍人の人が
車椅子の生活を余儀なくされていました。
ロンドン郊外60km程のところにあるストークマンデビル(stoke mandeville)
という村でも、同様に多くの傷痍軍人が村の病院で治療を受けていました。
そのような中、ストークマンデビル病院の医師、 グッドマン博士は

 その人たちの生活リハビリの一環としてスポーツを取り入れたのです。

1948年、病院で初めてのスポーツ大会を開催しました。
その席で、グッドマン博士は選手たちに一つの夢を語りました。

「いつかこの大会を障害のある選手たちのためのオリンピックにしたい。」

 

ストークマンデビルの大会は4年後 国際大会に発展し、

1960年オリンピックと同じ開催地ローマで第一回パラリンピック大会が
開かれたのです。
かつてリハビリの一環として始まった障害者スポーツでしたが
今パラリンピックは肉体の限界に挑戦する一流のアスリートたちの大会です。
参加選手が自ら語るように

”パラリンピックに参加できるなんてかっこいいね”

と今では言われます。
パラリンピックがロンドンで開かれるのは今回が初めてです。
ストークマンデビル病院でのスポーツ大会から
52年ぶりに原点の地イギリスでの開催となったわけです。

水色のキャラクターの名前”マンデビル”はこの発祥の地の名前からとられています。

もしパラリンピックで障害のある人への見方を変えることができるなら
それは素晴らしいことです。

イギリスは過去のパラリンピックで金メダルの獲得数が世界一の国だそうです。
イギリスではパラリンピックの選手とオリンピックの選手が一緒に練習しているそうで、日本では、まず見られない光景だそうです。

最後にウッドマン博士が生前に残した言葉を紹介します。
この言葉はパラリンピックの理念として今も選手たちの間で生き続けています。
 
 
「失った機能を数えるな 残った機能を最大限に生かせ」
 

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コメント: 1
  • #1

    Theola Bower (木曜日, 02 2月 2017 02:30)


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